404: ◆16LG0n3zJs 2014/09/18(木)14:02:03 ID:DwKrvWAzJ
後輩「美味しかった…」ボソッ

男「後輩ちゃん飲み過ぎやろwwww」

後輩「は、はい?」

男「4杯は行き過ぎwwww店員も笑ってたやんwwwwwwww」

後輩「う、うるさいですね。私の勝手じゃないですか。」

男「まぁそうだけどもwwww」

後輩「ま、まぁ私は男さんと違って裕福なので私はお金を自由に使えますからね」フン

男「へぇ~じゃあお財布の中見せてよ~」
(さっきギリギリで小銭かき集めて癖に)

後輩「は、はぁ!?な、なんでそんなこと…!」

男「もしかしてお金ないんじゃないの~」

後輩「そ、そんなことありませんよ!
な、なんならこのあと買い物でも行きますか…!」

男「買い物か…いいよ!」ニヤニヤ

後輩「チッ」

男「ん?(^ω^)」

413: ◆16LG0n3zJs 2014/09/18(木)14:27:11 ID:DwKrvWAzJ
男「買い物ってコンビニ…?」

後輩「わ、悪いですか。私はポテトチップスを食べたいのです。」

男「おれは梅でも買うかなぁ~」

後輩「ふん梅ですか。いかにも庶民的ですね。」

男「ポテチも大概だろ~」

後輩「ま、まぁ私はポテトチップスを」

男「えっ?それだけ?」

後輩「わ、わるいですか?」

男「いやいいけど…」

店員「ポテトチップスが一点で150円です~」

後輩「…」チャリチャリ

後輩「あ、あれ足りない…」

男「どうしたの?」

415: ◆16LG0n3zJs 2014/09/18(木)14:33:01 ID:DwKrvWAzJ
後輩「…」

男「もしかして足りない?」

後輩「…」コク

男「はい100円」

後輩「…」スッ

店員「あのぉ…あと10円足りません…」

後輩「///」

男「はいwwww」スッ

後輩「…」

店員「あ、ありがとうございます」

男「…w」(こらえろ…堪えろ…)

416: ◆16LG0n3zJs 2014/09/18(木)14:39:09 ID:DwKrvWAzJ
男「後輩ちゃんwwwwwwww」

後輩「なんたる失態…」

男「そんなになかったの?」

後輩「200円くらいあると思ったのに…」

男「wwwwwwwwwwww」

後輩「もう!笑わないでください///」

男(やばい…クソ可愛いw)「すまんすまんw」

後輩「な、何みてるんですか//」

男「顔がすごく赤いから…w」

後輩「え、っなおさらみないでください!」



419: ◆16LG0n3zJs 2014/09/18(木)15:01:40 ID:DwKrvWAzJ
後輩「落ち着いてきました…」

男「ふふw」

後輩「何笑ってるんですか」

男「意外な一面をみれて面白かったw」

後輩「ふん。でもお金ありがとうございました。」

男「いえいえ」

後輩「後日ちゃん返金しますので」

男「そんな改まらなくてもw」

後輩「いえ。そこはきっちりしないと。」

男「ふむ。じゃあ今度お願い」

後輩「すっかり日がくれましたね。」

男「帰ろっか。」

429: ◆16LG0n3zJs 2014/09/18(木)17:30:54 ID:LgvUGbz2p
男「ただいまぁ~」

妹「おかえり~」

母「今日は遅かったのね」

男「ちょっと遊んでた」

妹「友達いないのに1人で砂遊びでもしてたの?」

母「ちゃんと手洗いなさいよ」

男「肯定も否定もしてないのにやめて!」

妹「本当は何してたの?」

男「後輩とスタバいってた」

母「あの例の?」

男「例の。」

妹「お兄ちゃんに春が…」

母「奇跡かしらね…」

430: ◆16LG0n3zJs 2014/09/18(木)17:41:50 ID:LgvUGbz2p
男「いやwそう言う関係じゃないよw
友達みたいな感じw」

妹「ふーん。」

母「つまらないわね~。」

男「…」



男(今日は久々にスレたてでもするかなぁ。『可愛い後輩と花火いくことになったんだが』っと)

2ちゃん「で?」

2ちゃん「ま~た妄想か。」

2ちゃん「スペック」

男「顔可愛い。155cmくらい。少しガリガリ。読書好き」

2ちゃん「これは妄想」

2ちゃん「くっさ」

481: ◆16LG0n3zJs 2014/09/20(土)01:18:03 ID:EKp4wiK4J
男「友おはよ~」

友「おぉ。なぜか久しぶりな気がする。」

男「そうか?毎日顔合わせてるだろ。」

友「最近後輩とはどうなのよ」

男「んー。とくになにも。祭り行くって話からは進展はないかな。」

友「お前付き合ってんの?」

男「いや。消してそんなんじゃないぞ。」

男子「お前後輩と付き合ってないの!?」

男「んだよ。お前掃除すっぽかしたろ。」

男子「そ、それはすまんよ。それより
あの後輩と付き合ってないの!?」

男「そうだけど」イラッ

男子「お前が後輩と関係を持ってると聞いて何人が藁人形を買ったか…」

男「それ何に使ったの…?」

男子「勿論丑の刻に…」

男「い、いやいいや。聞きたくない…」

男子「まぁいいや!付き合ってないのな!」

男「う、うん…」

482: ◆16LG0n3zJs 2014/09/20(土)01:24:45 ID:EKp4wiK4J
男子2「よぉ!男!」

男「よ、よぉ」

リア充「次の授業は移動教室だよ^ ^」

男「わ、わざわざありがと」

キョロ充「おまえwwwwまじうけんなwwwwほんとうけるわぁ~w」

男「はぁ…?」

隣クラスイケメン「男君次はなんの授業?」

男「次は数学だよ…」



男「男子にてるっ!!」

友「おちつけ。」

483: ◆16LG0n3zJs 2014/09/20(土)01:25:28 ID:EKp4wiK4J
男「男子にもてる!」

のミスです

484: ◆16LG0n3zJs 2014/09/20(土)01:28:52 ID:EKp4wiK4J
男「なんかいきなり男子に話しかけられるようなったし肩の重みが消えた気がする!なんだこれ!!!」

友「お前最後に至っては完璧呪いやん…」

男「へ?」

友「お前なんでか気づかないの?」

男「な、なんだよ。」

友「お前が周りの男子にあからさまに避けられるようになったのいつ頃だよ。」

男「夏休み明け?まぁ対して絡みもなかったから気にもならんかったが。」

友「肩の重みは?」

男「夏休み明けかな…?」

友「まだわからんのか。」

男「…」

男「まったくわからん。」

友「後輩だよばか!」

489: ◆16LG0n3zJs 2014/09/20(土)13:33:27 ID:kW61QjRbu
男「へ?」

友「だから周りの男子が嫉妬してるんだよ。お前に」

男「なんでだよw」

友「お前が後輩と付き合ってる風だったからだよ」

男「えぇ!!!そうなの!!」

友「うわぁ…お前すごいやなやつっぽいぞ…」

男「えっ肩の重みは呪われてたってこと?」

友「そうだよ」

男「こわっ…」

友「まぁ付き合ってないとわかったいまあいつらが何するか大体予想できるけどな。」

男「なにするの…?」

490: ◆16LG0n3zJs 2014/09/20(土)13:36:13 ID:kW61QjRbu
ガサガサ

友「おい!音立てるな!」ヒソヒソ

男「わ、わりぃ」ヒソヒソ

男「でもなんでお前こんなに尾行慣れてんの?」ヒソヒソ

友「そ、それはいまはいい!とりあえず今日は男子の様子を見るぞ。俺の予想がただしければ……」ヒソヒソ

男「ふむ…」


492: ◆16LG0n3zJs 2014/09/20(土)13:46:01 ID:kW61QjRbu
男「おっ男子が動いた!校門の方だ」

友「よし。ここからは双眼鏡でみるぞ」

つ双眼鏡

男「準備よすぎるだろ…」

友「おっ!後輩ちゃんだぞ!」

男「ほんとだ。何してんだろ」

男「男子が話しかけてる!」

友「後輩ちゃん顔引きつってるぞ」

男「男子がヘラヘラしながら何か渡した?」

友「あっでも後輩ちゃんに突っ返されてるぞ。」

男「あー…可哀想…」

友「男子申し訳なさそうに帰ってったぞ…」

男「何話してたんやろ…あっLINEだ」

493: ◆16LG0n3zJs 2014/09/20(土)13:52:45 ID:kW61QjRbu
後輩『そこで何してるんですか。ぶち殺しますよ』

男「ひぃぃぃ」カタカタカタカタ

友「うぉい!どうした!!!
あっ…あぁっ…こ、後輩ちゃんがくるぞ…!」

男「ひぃぃ」カタカタカタカタ

友「お、俺は帰るからなぁ!!」

ガシッ

友「な、何すんだよ!!!」

男「俺だけ地獄に落ちるよりお前とともに落ちた方がましだぁぁ!、」

後輩「その理屈ですと私は地獄か悪魔ですかね。それとも閻魔様?」

男「ひぃぃ!!」

495: ◆16LG0n3zJs 2014/09/20(土)14:06:14 ID:kW61QjRbu
後輩「双眼鏡までもって…何してるんですか。」

男「男子をみてたんだよ…」

後輩「なぜ?」

男「友がみるぞって…」

友「…」

後輩「あなたが。」

友「は、はい…」

後輩「まぁ私をみてたのじゃないなら良しとしましょう。」

男「ふぅ…」

後輩「男さん本屋に本が届いてるかもしれませんがどうしますか?」

男「ど、どうしよう…行こうかな…」

後輩「どうせ暇なのでしょう?私もちょうど読んでいた本も読み終わったので付き合いますよ。」

友「じゃ、じゃあ俺はこれで…」

後輩「さようなら」

男「おうすまんな。また明日な」

497: ◆16LG0n3zJs 2014/09/20(土)16:44:09 ID:kW61QjRbu
男「こんにちわ~」

店主「やぁ!いらっしゃい」

後輩「どうも」

店主「2人は仲がいいね~」

後輩「そんなことはけしてありませんけど。」

店主「ふふwそうかいそうかい…イテテテテ」

後輩「どうされました?」

店主「なに…少し腰が痛むだけだよ…」

男「大丈夫ですか…?」

店主「大丈夫だよ笑あっそれより男くん本が届いたよ少し読ませてもらったけどなかなか面白い作品だ。」

男「ほんとですか!ありがたいです。」

店主「ふふwまた2人でおいでね」

後輩「どうでしょう。」

店主「そういわずにねw」


501: ◆16LG0n3zJs 2014/09/20(土)18:25:35 ID:EKp4wiK4J
男「やったよぉ~結構探したんだよぉ~嬉しい」

後輩「よかったですね。私も森見さんの本は少し読んでみたいです。」

男「よかったら貸そうか?」

後輩「本当ですか…?」

男「読み終わったのでよければ」

後輩「嬉しいです」

男「明日持ってくるよ!」

後輩「ふふwありがとですw」

男(くそ可愛い…)

後輩「何みてるんですか。

504: ◆16LG0n3zJs 2014/09/20(土)18:47:02 ID:EKp4wiK4J
男「あっそういえば明後日お祭りだね」

後輩「そうですね。」

男「土曜日だけどどうする?午前から後輩ちゃん行く?」

後輩「午前中は特に何もないイメージですけど。」

男「あの何もない雰囲気がたまらんのよ。朝早起きして準備して公園やら何やら徒然と散歩するの。屋台とかの準備が始まってて的屋のおじさんとかにはやいねぇ~なんて言われてさ」

後輩「少し興味があります。9時ごろに公園集合なんてどうですか」

男「おっ。いいですね。疲れたらスタバなんか行っちゃってさ。」

505: ◆16LG0n3zJs 2014/09/20(土)18:55:07 ID:EKp4wiK4J
男「ただいま~」

妹「おかえり~あっお兄ちゃんまた本買ったの?」

男「それくらいしか金かけるもんないし。」

妹「ゲームもしないもんね」

男「ゲームは妹が買ってくれるから」

妹「はぁ!お前のために買ってねーし!」

男「だってすぐ飽きるジャン。まだクリアしてないゲーム何本あるよ。」

妹「は!いまからピクミンやるつもりだったし!は!」

512: ◆16LG0n3zJs 2014/09/21(日)14:42:17 ID:J437IqsVQ
男「お前チャッピーは後ろからがセオリーだろうが」

妹「はっ!あっ!!めっちゃ食われる!赤が!!あぁぁ!!」

男「お前開始一時間で死んだ合計ピクミン300とかあほ過ぎwww」

妹「こんなの無理~~~マリオカートやりたぁいいい」

男「負けると逆走するくせに…」

妹「てへっ」

男「…」

妹「真顔やめろかすしね」

514: ◆16LG0n3zJs 2014/09/21(日)14:49:26 ID:J437IqsVQ
男「ふぁぁ~…」

友「どうした眠そうだな」

男「昨日久しぶりに徹夜でゲームしてさぁ」

友「妹ゲームすんの?」

男「するけどすぐ飽きるから俺ものになるw」

友「裏山。弟が欲しいゲームとかたまに買ってあげてる俺めっちゃ偉い」

男「そういや買ったことねーなぁ」

友「明日の祭りはどうするの?」

男「後輩と行くよ」

ガラガラッ バンッ‼︎

男子「お前後輩と付き合ってねぇって嘘じゃねぇか!」

男「へ?」

515: ◆16LG0n3zJs 2014/09/21(日)14:59:49 ID:J437IqsVQ
男子「後輩が交際してる方がいますのでって言って断られたんだが!」

男「いや知らんよ。」

男子「この嘘つきぃぃ!!」

男「だとしてもお前が振られたんだから俺には関係ないよ。」

友「お前も振られたくらいで男にあたんなよ。」

男子「くっそ!!」



男「なんだよあいつ。」

友「しらね。嫉妬してるんやろ。」

男「めんどくせぇ。」

516: ◆16LG0n3zJs 2014/09/21(日)15:05:59 ID:J437IqsVQ
男「はぁぁ~やっと昼飯~」

友「売店行こうぜ~」


男「焼きそば~パンッ!」

友「また変なメロディーつけて」

後輩「今から食べようとしてるのになぜか食べたくなくなりました。」

男「オッ後輩ちゃんじゃん。」

友「メロンパンオススメだよー!」

後輩「メロンパンってお菓子じゃないんですかね。あれ…ご飯?」

友「いや…お菓子です…」

後輩「わかればいいです。」

男「そういえば後輩って交際してる方がいるんですよね?」

友「やめとけ」

518: ◆16LG0n3zJs 2014/09/21(日)15:27:28 ID:E5TwxFdWz
後輩「はい?そ?なものいません…」

男「えっでも男子にそういったんじゃないの?」

後輩「は、はぁ…いってないし…」

友「昼休みも終わるしそろそろ。な?」

男「お、おう。」

後輩「…」


友「お前あー言うのやめろよ」

男「え?」

友「だからお前少しいじわるしたろ」

男「まぁ…」

友「はぁ。やめろよ。多分あいつお前のこと好きだぜ。」

男「それはないwwwwww」

友「もういいよ。」

522: ◆16LG0n3zJs 2014/09/21(日)18:07:41 ID:5UDBnvscn
男「ふぁぁ今日も早起きしたぁ~」

妹「今日は後輩さんと祭り回るの?」

男「一応。でも午前から回るの」

妹「ふーん。」

男「とりあえずはやく準備しなきゃ」



男「8時半についたけど早かったかな…」

後輩「むしろ遅いですね。」

男「わぁぁ。もういたのか。」

後輩「いましたよ。といっても私もさっきつきましたけどね。」

男(私服って初めて会った時にみたのとまた違う…可愛いな…)

後輩「何みてるんですか。気持ち悪い…」

男「す、すみません…」

後輩「男さんもそれなりにオシャレするんですね。意外です。」

男「とことん失礼なやつだなぁ。ていってもTシャツとスキニーがデフォだから」

後輩「別に聞いてないです」

524: ◆16LG0n3zJs 2014/09/21(日)18:32:11 ID:5UDBnvscn
男「それより後輩って白い服もきるのね。」

後輩「はい?」

男「なんかもっと黒くって帽子とか被っちゃう系かと思ってた。」

後輩「それバカっぽくないですか?
ニット帽は可愛いと思いますけどキャップ被ってスキニーしてネックレスチャラチャラつけてる人見ると頭悪そうに見えます。」

男「おぉ…でも後輩ちゃん清楚系な感じで素敵だね今日。」

後輩「べ、へつに。」

549: ◆16LG0n3zJs 2014/09/23(火)19:43:44 ID:vBlVxg6HJ
男「どこ行こうかな。この時間なーんにもないよね」

後輩「そうですね。ちょっとプラプラしますか。」

男「そうだね。商店街あたりならこの時間もあいてそう。」

後輩「別にいいですよ。」



ガヤガヤ

男「ふぇー祭りの日ってこんなに商店街混んでんのかよ。」

後輩「意外に人がいますね…」

男「いい具合の喫茶店だ。はいる?」

後輩「喉も渇いたので良いですよ。」

552: ◆16LG0n3zJs 2014/09/23(火)21:16:02 ID:ksDffCHwR
カランカラン
店員「いらっしゃぁ~い」

男「わぁ…なかもそれっぽいな」

後輩「おどおどしないでくださいね。みっともないですから。」

男「は、はい…」



店員「御注文伺いまぁす~」

男「コーヒーとこのパンケーキを一つ…」

後輩「同じものを」

店員「かしこまりましたぁ~」

男「パンケーキ美味しそう」

後輩「あまり期待はできませんけど」

男「そういうのやめい」

553: 名無しさん@おーぷん 2014/09/24(水)06:12:24 ID:1Z918ZldU
店員「おまちしましたぁ~」

男「おっうまそう」

後輩「…」ゴクリ

男「いただきまーす」

後輩「いただきます」


ポチョンポチョンポチョン

男「砂糖入れすぎwwwww」

後輩「苦いの苦手で…」

男「だとしてもwwwwwwwwww」

後輩「わ、笑わないでください…」

554: 名無しさん@おーぷん 2014/09/24(水)06:15:15 ID:1Z918ZldU
男「あー美味しかったねー」

後輩「まぁまぁですかね」

男「後輩ちゃんはスタバの固いパンの方がいいか。」

後輩「スタバはコーヒーが美味しいから行くだけです。固いパンは美味しくなかった…」

男「ふーん。」

後輩「さてここからどうします?」

男「そろそろ11時になるか~。ビルの屋上とか行きたくない?」

後輩「えっいいんですか?」

男「廃墟みたいなものけの殻みたいになってる場所があるのよ」

後輩「危ない香りが…」

男「いやでも街中にある」

後輩「ほぉ。」

556: ◆16LG0n3zJs 2014/09/24(水)06:21:27 ID:1Z918ZldU
カツカツカツ

後輩「ハァハァ…後どれくらいですか…この階段…」

男「んーあと少し。」

後輩「ハァハァ…そればっかり…」

男「ほれはーやくー」

後輩「ハァハァ…」

男「ついたぁ!!」

後輩「フゥ…つかれた…」

男「運動不足…」

後輩「こんなの聞いてないし…」ブツブツ

男「運動しない割に痩せてるよね…不思議」

後輩「べ、べつに…」

男「ふん。景色いいよほら」

後輩「ほ、ほんとだ…!車が綺麗に走ってる…」

557: ◆16LG0n3zJs 2014/09/24(水)06:26:44 ID:1Z918ZldU
ふわっ

後輩「風っ!つめたいー!」フワッ

男(風に揺られてる髪の毛とか服とか…綺麗…)

後輩「わっ!何見てるんですかっー!わぁっ!風強い!」

男「後輩って可愛いよね。」

後輩「は、はぁ?いきなりなんですか」

男「何で俺なんかと仲良くしてくれるの」

後輩「唐突に重くなりましたね…ふぅ…風がやんだ…」

558: ◆16LG0n3zJs 2014/09/24(水)06:30:20 ID:1Z918ZldU
男「いや。なんでもない。」

後輩「男さんってたまに思い悩む顔しますよね。今みたいに少し視線を下げて」

男「う、うん…」

後輩「不細工な顔がもっとブスになりますよ。笑いましょ?」

男「…」ニコーッ

後輩「それは気持ち悪いです」

男「すまん」

後輩「私が男さんと仲良くしてる理由?そんなの簡単ですよ。好きだからです。」

男「すき?」

後輩「好きですよ男さんのこと。」

男「ありがと。後輩みたいな可愛い子に好きなんて言われて俺って幸せもんだな」

後輩「はい?」

559: ◆16LG0n3zJs 2014/09/24(水)06:38:41 ID:1Z918ZldU
男「ん?」

後輩「こんなに可愛い女の子から好きって言われて何も思わないんですか?」

男「幸せもんだなって…」

後輩「私じゃ嫌ですか」

男「何が?」

後輩「だから…その…付き合うの…とか」

男「えっ?なんの話?」

後輩「だから…男さんと付き合いたいんです…」

男「えぇぇぇ?!!??」

580: ◆16LG0n3zJs 2014/09/25(木)03:54:18 ID:7WdnQ1oTU
男「ほ、ほんとに?」

後輩「本当ですよ。嘘なんてつきません。」

男「でもなんで俺なんか?」

後輩「わからないですよそんなの。ただ…付き合いたいって。」

男「そうなんか…」

後輩「はい。それで答えといいますか…なんといいますか…」

男「こちらこそお願い…します…」

後輩「ふふww」

男「こ、これて現実だよな…」

後輩「現実ですよwwwww」

男「なんだろ…嬉しすぎてなんか…」

後輩「わぁ!泣いてるwwwwwびっくりしたwwwww」

581: ◆16LG0n3zJs 2014/09/25(木)03:59:36 ID:7WdnQ1oTU
男「ほ、ほんとに…ほんとに…うぅ…」

後輩「泣きすぎwちょっと気持ち悪いですw」

男「ご、ごめん…俺最初の頃はすごい印象悪かったんだけどクールで知的でおしとやかな後輩ちゃんのこと好きで…好きで…」

後輩「私も最初の印象良くないですよw
生気のないぼやっとした顔で電車に揺られてだらしないと思って見てました。」

男「で、でも今は好きなんだよね?ね?」

後輩「好きですよ?疑ってます?」

男「信じられないの…」

後輩「じゃあこれでどうです?」

チュッ

男「……」

後輩「ふふw」

転載元-http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1410715505/